振替出勤を行ったり所定休日勤務を行った等で週の法定内勤務が40時間を超えた場合、
タイムカード締めを行うことで集計が可能となります。詳細についてはタイムカード計上画面で確認も可能です。
本ページでは週40時間超えの集計ロジックとタイムカード設定の違いによる計上の違いについてご説明します。
目次
- 週40時間計上の定義
- タイムカード設定(計上)の設定方法
- タイムカード計上画面での確認方法
■操作対象ユーザー:人事権限者
■作業ページ
・タイムカードの設定(設定タブ>就業管理>タイムカードの設定(会社)>計上の設定)
・勤怠データ出力レイアウトの設定(設定タブ>就業管理>勤怠データ出力マスタ>勤怠データ出力レイアウトの設定 )
・タイムカード計上画面 (処理>就業管理>締め・計上>タイムカード計上)
1.週40時間計上の定義
週の法定内勤務が40時間を超えた時間数について割増25%支払う場合、ミナジン勤怠管理システムでは、
週の起算曜日を基準に、下記合計が40時間に達したタイミングから、それぞれ法定外残業として計上が行われます。
・所定勤務
・所定外勤務(法定内残業)
・所定休日勤務(法定内)
・振替休日対象勤務(通常)
※月を跨いだ週であっても、同一週であれば週40時間超勤務は計算が行われます。
※1日8時間を超えた時間は別途法定外残業として計上されるため、週40時間超えの集計に含みません。
計上先は下記のとおりです。
【該当週に振出あり】
・超えた時間はすべて「振替休日対象勤務(法定外) 」に計上
【該当週に振出なし】
超えたタイミングが
・所定勤務日であれば超えた時間が「法定外勤務」に計上
・所定休日であれば超えた時間が「所定休日勤務(法定外)」に計上
2.タイムカード設定(計上)の設定方法
①設定タブ>就業管理>タイムカードの設定(会社>計上の設定を開きます。
②計上ロジックの設定欄の「法定外残業の計上(週次)」より、「計上する」を選択します。
※計上対象を
所定勤務時間数と所定外勤務時間数の8時間以内のみの場合は、振替出勤時間を「含めない」を選択します。
振替出勤時間も含める場合は「含める」を選択します。
3.タイムカード計上画面での確認方法
例:所定労働時間8時間で振替出勤をした場合
【設定】
・法定外残業の計上(週次):計上する
・40時間集計時に振替出勤時間:含める
【計上】
・振替休日対象勤務(法定外)に計上される
【設定】
・法定外残業の計上(週次):計上する
・40時間集計時に振替出勤時間:含めない
【計上】
・計上されない
【設定】
・法定外残業の計上(週次):計上しない
【計上】
・計上されない
例:所定労働時間8時間で休日出勤をした場合
【設定】
・法定外残業の計上(週次):計上する
・40時間集計時に振替出勤時間:含める
【計上】
・所定休日勤務(法定外)に計上される
【設定】
・法定外残業の計上(週次):計上する
・40時間集計時に振替出勤時間:含めない
【計上】
・所定休日勤務(法定外)に計上される
【設定】
・法定外残業の計上(週次):計上しない
【計上】
・所定休日勤務(法定内)に計上される
例:所定労働時間7時間で振替出勤をした場合
【設定】
・法定外残業の計上(週次):計上する
・40時間集計時に振替出勤時間:含める
【計上】
・振替休日対象勤務(法定外)に計上される
【設定】
・法定外残業の計上(週次):計上する
・40時間集計時に振替出勤時間:含めない
【計上】
・計上されない
【設定】
・法定外残業の計上(週次):計上しない
【計上】
・計上されない
例:所定労働時間7時間で休日出勤をした場合
【設定】
・法定外残業の計上(週次):計上する
・40時間集計時に振替出勤時間:含める
【計上】
・所定休日勤務(法定外)に計上される
【設定】
・法定外残業の計上(週次):計上する
・40時間集計時に振替出勤時間:含めない
【計上】
・所定休日勤務(法定外)に計上される
【設定】
・法定外残業の計上(週次):計上しない
【計上】
・計上されない
例:所定労働時間7時間で残業をした場合
【設定】
・法定外残業の計上(週次):計上する
・40時間集計時に振替出勤時間:含める
【計上】
・法定外勤務に計上される
【設定】
・法定外残業の計上(週次):計上する
・40時間集計時に振替出勤時間:含めない
【計上】
・法定外勤務に計上される
【設定】
・法定外残業の計上(週次):計上しない
【計上】
・所定外勤務に計上される
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